いつもエコペイントのブログを見ていただきありがとうございます。
外壁塗装・屋根工事専門店として活動しているエコペイントスタッフブログです。
こんにちは、サポートスタッフの渡辺です。
この時期は台風や秋雨前線の影響で雨の日が多くなりますね(+_+)
そんな時に気をつけて欲しいのがベランダの防水です。
雨漏りは梅雨時期だけではなく、この時期も多くお問い合わせ頂きますので
今回は「ベランダ防水工事」をご紹介いたします(*^^*)

雨上がりにベランダの床をまじまじと眺めてみると表面の塗装が剥がれてい
少しひび割れが入っていたということはないでしょうか?


外壁塗装となるとまだイメージが付きやすいかと思いますが、ベランダの塗装に
ついて改めて考えたり状態を確認したりということがない方が多いと
ベランダの防水層の劣化が雨漏りの原因になることがよくあります。
ちなみにベランダのトップコートとは、防水層の表面に塗装されているもので、
紫外線から防水層を保護する役割があります。
勘違いしてしまう事が多いですが、トップコート自体に防水機能はありません。
トップコートで塗装する目的はトップコートの下にある防水層を保護することで、
水の浸入を防ぐ機能を果たしているのは、トップコートではなく防水層になります。

特にウレタン防水層は非常に紫外線に弱いという特徴があり、紫外線を浴び
続けることで硬化、亀裂を起こして、防水としての役割を果たせなくなって
しまいます。
その為、トップコートで保護して紫外線が直接、防水層に当たらないように
することが重要なのです。
【防水機能が劣化しているサイン】
・塗膜のひび割れ、剥がれ
ベランダの壁や床に発生するひび割れは、雨水の侵入経路になります。
細かなひび割れは塗膜の劣化に収まっている可能性が高いですが、大きな
ひび割れは防水層や外壁に影響が及んでいる可能性が高いです。
・退色、色褪せ
毎日、洗濯物干しなどで歩いていると摩擦で擦れて色が黒っぽくなります。
また、紫外線を浴びることによって色褪せが起きたり、表面についたホコリ
や錆びが紫外線で焼けて変色する場合もあります。
・コケやカビの付着
ベランダの表面の塗膜が劣化するとコケやカビの発生が増えます。
これは元々の坊藻、防カビ効果が薄れているサインです。
・雨水の溜まり
ベランダの床は勾配がついており、排水効率がいいため雨水が溜まりにくい
構造です。
しかし、床面の防水層が劣化すると微妙な変形が生じ、凹みが発生して
水溜まりができます。
・防水層の剥がれ
トップコートの防水機能の劣化が進むと、地下防水自体も劣化が進み、
剥がれるという症状が見られます。
【防水工事の種類】
◆ウレタン防水工事
液体のウレタンは塗料の一種で粘り気が強く、とろみがある質感です。
そのウレタンを複数回塗ることによって防水層を形成し、雨の浸入を防ぎます。
複雑な形をした場所でも継ぎ目のない完全な防水層を形成できます。
工程が単純なので安価で工事日数も少なくて済むので補修時に最も選ばれる
防水工事です(^^)
~メリット~
価格が安いことです。
また、防水層が軽いため、建物への負担も軽減されます。
もうひとつは、施工の際に塗りやすいことです。
ウレタン防水はペンキのような液体を塗装するため、防水加工をする場所の
形状を問いません。
複雑な形の建物や突起物が多い箇所にも流し込むことが出来るので、他の
防水工事より施工可能場所が多いです。
~デメリット~
他の施工方法に比べてやや耐久性が低いことです。
特に紫外線に弱く、数年に一度、塗り直しの必要があります。
また、ウレタンが液体状なので、塗りムラが起こりやすいのも欠点の一つです。
◆FRP防水工事
FRPは繊維強化プラスチック(Fiberglass Reinforced Plastics)の略称で、
ガラス繊維などの強化材(補強材)で補強されたプラスチックです。
FRPは車のボンネットや浴槽、ロケットなどにも使われています。
FRP防水はFRPの軽さと強度を活かし、防水分野に取り入れることで
強靭な防水層を形成することが可能です。
~メリット~
FRPはプラスチックと同様にとても軽いです。
住宅に負担がかからないので、築年数の古いお家や住宅でも使用でき、
硬くて丈夫なので摩耗性・耐候性・耐久性に優れています。
他の防水工法よりも防水性が非常に高く、水を通しません。
硬化が早いので、ウレタン防水だと4,5日かかるのが、FRP防水は
バルコニーやベランダの施工は1~2日の短期間で終わります。
~デメリット~
FRP防水は強靭な防水層を形成する反面、伸び縮みしにくいことから
FRPにひび割れが生じやすい傾向があります。
FRPはプラスチックですので紫外線に弱いため、トップコートでの表面保護が
必要になります。
そして、施工費用やメンテナンス費用が他の防水方法に比べて割高になります。
【ウレタン防水とFRP防水の違い】
どちらも塗膜防水です。
ウレタン防水は、ウレタン樹脂を塗り重ねて防水層を形成する防水工法です。
弾力のある防水層で、屋上・陸屋根などの広面積への施工も可能ですが、
摩耗性・耐久性はFRP防水に劣ります。
FRP防水は、ポリエステル樹脂の上にガラス繊維で出来たマットを敷き再度、
樹脂を塗布し固めます。
FRPは硬くウレタン塗膜防水ほど伸縮性には優れていません。
バルコニーやベランダと言った狭小面積への施工が多いです。
どちらの工法も塗膜のため多少の凹凸があっても施工可能です
仕上がりも継ぎ目がなくとても綺麗です。
また、どちらも紫外線で劣化してしまうため、防水層を形成した後に
トップコートを塗布する必要があります。
ベランダの防水工事は、外壁塗装と同じタイミングですることを
おすすめします(^.^)
塗料の種類によって変わってきますが、同時に塗り替えをすることで
足場代などのコストダウンができ、別々よりも工期も短くなり効率的です。
なかなか意識がいかないベランダですが、外壁と同じようにメンテナンスが
必要ですので気になった方はご相談ください(*^^*)
最後までご覧いただきありがとうございました。
外壁塗装で気になる事やご相談ごとがありましたら、
ぜひお気軽にエコペイントショールームにご来店ください!
また、ご不明点等ありましたら遠慮なくご相談くださいませ(^^♪
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何卒ご了承下さいますようお願いいたします。
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