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外壁塗装・屋根工事専門店として活動しているエコペイントスタッフブログです。
こんにちは、施工管理の根本です。
ご自宅の外壁にタイルが使われている方もいらっしゃるかと・・・
タイルはメンテナンスが不要と言われることがありますが、実はメンテナンスは必要なのです。
外壁タイルの特徴
・高い耐久性
・無機物なのでキズに強い
・水や汚れを殆ど染み込まない
・劣化や変色を起こしにくい
・耐火性が高い
外壁タイルは土や石などの自然素材を１３００度という高温で焼き固めて作られます。原材料である土や石という自然界に
ある無機物からできているためタイル自体がとても高い耐久性を持ち、強い紫外線や雨風の影響を受けたとしても劣化や
変色を起こしにくい特徴があります。
外壁タイル自体は、とても丈夫で紫外線や雨風に強くほとんど劣化はしませんが、接着面のモルタルや目地のコーキング
部分は月日と共に徐々に劣化していきます。
この部分を放置しておくと、隙間から水が浸入し、最悪な場合雨漏りになることもあります。
外壁タイルで起こる劣化や問題
・下地のモルタル目地の劣化
タイルの接着にモルタルを使用する「湿式工法」では、経年によりモルタルが硬化して伸縮への追従性なくなり隙間が
できたりひび割れを発生させます。
・目地コーキングの劣化
乾式工法というタイル接着に弾性接着剤を使用して施工した外壁タイルでは目地に使用しているコーキングが経年により
傷みます。
・タイルのひび割れや破損、剥がれ
無機物で衝撃に強いタイルでも、とても強い衝撃を受けたら、ひび割れが発生し破損することもあります。
破損が酷い場合、そこから雨水が浸入し付着力を失いタイルが剥がれたりすることもあります。
外壁タイルの修繕方法
・目地のモルタルの修繕
モルタルが劣化した場合は軽度のひび割れであれば「エポキシ樹脂」でひびを塞ぎモルタルを増し打ちで修繕可能です。
タイルが浮いてしまっている場合はピンニング工法にて剥がれてしまわないように内部の修繕を行います。
・コーキング増し打ち
既存のコーキング材を残したまま新たにコーキング材を充填する工法になります。
・コーキング打ち替え
劣化したコーキング材をカッターナイフなどで取り除き、新しいコーキング材を充填し直す工法になります。
・タイルの張り替え・交換
タイルの張り替え・交換は部分的に行うのが一般的となります。
タイルが剥がれ落ちた箇所の下地がひどく劣化している場合は、その周辺の広範囲のタイルをあえて剥がし、下地を
補強することもあります。
外壁タイルは耐久性にとても優れていますが。目地のモルタルやコーキングの劣化など、メンテナンスが１０年に１度は
必要となります。
また、タイル面への塗装についても、現状の色はそのままにツヤを出す「クリヤー塗装」もあります。
透明な塗料で塗装し、艶や光沢を出すことができ、外壁材も保護することができ一層耐久性も向上させることも可能です。
外壁タイルに艶や光沢を出したいとお考えでしたら塗装工事もご検討ください。
それでは現場管理日記いきます！
市原市 M様邸
外壁塗装工事
【付帯部塗装】
雨戸・戸袋下塗り状況です。
付帯部下塗り完了です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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